
鼻の症状として、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、においがしない、鼻血、鼻が痛い、鼻が腫れる、鼻が痒い、のどに鼻水が流れる、鼻が乾くなどが挙げられます。
鼻炎、副鼻腔炎、嗅覚障害などの病気が原因でこれらの症状が現れることがあります。
症状が続く場合は医療機関を受診することをお勧めします。
特に、鼻水に色がついていたり、鼻の症状が1週間以上続く場合は、耳鼻咽喉科を受診して適切な診断と治療を受けることが重要です。
おもな症状
- 鼻水がでる
- 鼻が詰まる
- くしゃみがでる
- においがわからない
- 鼻や頬が痛い
- 鼻血
- 鼻水がのどに流れる(後鼻漏)
急性鼻炎
風邪ウイルスによって鼻の粘膜が炎症を起こす病気です。
鼻にひりひりとした痛みがある、なんとなく違和感がある、乾燥する、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が起こると言われています。
鼻の内部の通気性を良くする処置やネブライザーをすることで炎症の改善が期待できます。
副鼻腔炎
風邪の症状が長引くと、鼻や副鼻腔が炎症を起こすようになります。
症状としては、膿に似た鼻汁、頭痛、頬の痛み、目の奥の痛みなどが挙げられます。治療は、鼻処置や抗生剤の服用が中心となりますが、薬の効果が薄い場合は手術を行うこともあります。
急性副鼻腔炎は慢性化すると慢性副鼻腔炎となりますので、注意が必要です。
嗅覚障害
においがしなくなることで、どの部分が問題かにより対処法は異なりますが、一般には風邪に伴い、粘膜が腫れ、におい物質が嗅球に伝わらなくなることが多いです。
ただ、放置すると治りにくくなることがありますので、早期の受診をおすすめします。